ごきげんうるわしゅう、ぢょおうでございます♪


先日、台湾茶サロンが、
（日本）茶道の先生を招いてお茶会をするという内容の
ポスターを出しているのを発見しました。

ぱっと見、ワビサビな感じでよさｓ･･･





いや、ちょっとお待ちくださいまし。





詳しくない方には些細な問題でしょうが、
茶道歴☆年のぢょおうとしては
ツッコミどころが満載ではございませんか。


そのうち、一番「無理がある」のは、
抹茶碗、茶筅、棗の位置関係でございます。
（茶筅：抹茶と湯を攪拌する竹製品、棗：抹茶を入れる容器）

模式図で表すと、
山　　　　　〇
　　　L_」　　　　（上左側が茶筅、右が棗、下が茶碗）


右手で抹茶を入れて左手で混ぜるつもりのようです。
ぢょの知る限り、茶道は物事のほとんどを右手で行います。
右手で茶筅を使って抹茶と湯を混ぜ合わせ、
左手は茶碗の横に添え、茶碗が転がったりしないようにします。

なので、茶筅が左側･･･は
ありえないのでございます

このサロンは中国茶関係のみならず、
日本茶関係の道具販売もしているようですので、
お店の方が、店内の商品を使って
見よう見まねで撮影したのでしょう。
（そうであってほしいと）



台湾の方は、なぜかわかりませんけど
少しの知識しかなくても、まるで
すべてを知っているかのように振舞う傾向が強いです。

今回もそうですが、
ちゃんと誰かに聞けばよくなるのに
と思うことが何度も何度も。